再帰反射とは?

再帰反射の秘密は「ガラスビーズ」

反射と再帰反射はどのように違うのでしょうか?
また よく蛍光塗料や夜光塗料(蓄光)などは耳にすることがありますが、ちょっと聞きなれない言葉「再帰反射」についてお話しします。
普通光が反射するとき、光の当たったところがざらざらな表面の場合は乱反射し、ガラスや金属面 では入射角に対して反対側に鏡面反射します。

再帰反射とは反射メカニズムを変えることにより、どんなに歪んだ曲面で あっても入射してきた方向に光を反射させる性質を言います。その秘密は、塗料に含まれている微小なガラスビーズにあります。 ガラスビーズの背面に反射材を置くと、入射してきた光はビーズによる屈折と反射材に鏡面反射し、結果的に光の 入射してきた方向に反射することになります。この現象を再帰反射と言います。

蛍光塗料との違い

ちなみに、蛍光塗料は昼間光の当たっている時に蛍光色を発しますが、夜間ライトをあてても反射しません。また、蛍光物質は紫外線に弱く、日にちが経つと 変色し蛍光色は弱くなっていきます。夜光塗料(蓄光)は紫外線照射により光エネルギーを蓄え、自ら発光する性質ですが、時間と共に暗くなっていきます。

再帰反射のメカニズム

小松プロセスは、従来の再帰反射シートでは出来なかった様々な形状や 様々な素材に対応できるように開発をつづけてきました。 また従来反射インクはシルバー色に限られていましたが、反射 のメカニズムを変えることによってフルカラーに反射するイン クの開発にも成功しました。

※小松プロセスの再帰反射塗料は、塗装物の形状・素材を選びません。

再帰反射の確認方法

再帰反射は光の入射してきた方向に光を反射させ ます。したがって左の図の反射角αが小さいほど反射光は強くなります。 夜対象物をデジタルカメラでフラッシュ撮影するとその効果が容易に確認できます。

様々な形状・素材にも塗装が可能

下の写真は自転車のタイヤとフレームの一部に再帰反射塗料をスプレーしたものです。
タイヤ面もフレーム面も曲面ですが、スプレーした場所全面が光を反射させることができます。
このように再帰反射は通常の反射や蛍光塗料、夜光塗料(蓄光)とはまったくちがう光り方をするのです。

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